真備町周辺
吉備の国


総社市久代遺跡公園





吉備の国とは

 吉備の国とは、高梁川・笹ヶ瀬川・旭川の流域を中心にその開発を基礎にして、成長してきた勢力であった。その勢力が及んだ範囲は、キビ(吉備)とよばれた。キビの語源は、黍(きび)を耕作したところから生じたという。そのキビを重視しなければ、とうてい日本の古代史を語ることはできない。
のちに大和を中心とした国家権力の形成に当初から深くかかわっていたことである。
キビは広く、のちの備前・備中・備後の三国と美作国および、小豆島・直島などをはじめ瀬戸内の島々の範囲にもわたっていた。

【吉備の古代史から】


造山古墳



 岡山市新庄にある、造山古墳は、仁徳・応神・履中の三天皇陵墓につぐ規模で、県下で一番目、全国では四番目の大きさです。全長約350m、高さ24mの前方後円墳です。吉備地方への強力な影響力を持った首長の墓と考えられます。


備中国分寺



 総社市三須にある、備中国の国分寺で、総社市金井戸にあった備中国府の寺である。
この付近には、備中国府跡、備中国分尼寺跡、作山古墳、こうもり塚古墳などがあり、五重塔と素朴な風景と歴史散策を楽しむには絶好です。


井山宝福寺




総社市井山にある臨済宗の地方には稀な大寺である。三重塔があり雪舟鼠の絵でも有名であります。
広い境内を、ゆっくりと散歩するのもいい。県重要文化財指定の鐘の音色が美しい。



[井山宝副寺三重の塔]




   箭田大塚古墳




吉備郡真備町箭田にある前方後円墳で、横穴式石室であり石室の大きさは、総社市こうもり塚古墳と並んで、
全国でも奈良県飛鳥の有名な巨石古墳とも比較されるほど屈指の規模を示します。



吉備寺




吉備郡真備町箭田にあり、下道氏の氏寺として建立したと思われる。この寺は奈良時代に出来たと言われ、
庭石や建物の礎石など千数百年前のものなどを見ることができる。 近くにある大塚古墳も下道氏の祖先のものかという。
この寺と大塚とは当地方に勢力を誇っていたものの遺跡であることがうかがえます。



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