岡田廃寺(金剛寺)跡
岡田廃寺があった辺りは、小高い丘陵地になっており丘上には、礎石列が残り、吉備寺で出土している飾板瓦の完成品と類似した蓮華文の軒先丸瓦が、発見されています。
白鳳時代(七世紀後半代)の創建で、弘法大師が唐より帰り、大きな寺を建てて、金剛寺と命名したという。
その後火災の為焼失し、今なお辺りには古瓦が散財しています。
その昔末寺が18あって、その偉容を誇っていたといいます。
丘上には、樹齢約250年の榎木がそびえ立ち、歴史を物語っています。
平成10年春、真備町教育委員会によって第一次発掘調査が行われました。
広く一帯が発掘され、多数の古瓦が発見されました。
ここから奥へ行くと、和唐寺という地名があり、白鳳時代この付近がどのようであったか今後の調査に期待を持ちます。
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